
ダイエット食材としての納豆の効果的な使い方を紹介!
キムチ・オリーブオイル・大根おろしを混ぜて効果アップ!
納豆は健康食材としても、よく知られている食べ物ですが、好き嫌いがはっきりと分かれる独特の味や香りがあります。このため、日本の伝統的な食材でありながら納豆が苦手な人は多いようです。
しかし、なぜか、食べ慣れると食卓には欠かせない不思議な食材でもあります。
ですから、まずは食べてみることが大事なのですが、最近では臭い抑えた食べやすいものも出回ってます。また、食べ方を少し工夫すれば、美味しく頂くことができます。
ダイエット目的でなくても、納豆は間違いなく健康にいい食べ物です。太り過ぎや生活習慣病を気にされている方に是非、納豆はおすすめです。
納豆ダイエットの効果や方法、おすすめのレシピなどをご紹介しています。一読いただき、少しでもダイエットの参考になれば幸いです。
納豆ダイエットとは?
納豆ダイエットとは、基本的に、単に納豆を食べるだけのダイエット方法です。ですから、通常の食事にプラスする形で納豆を食べるスタイルになります。もちろん、納豆だけを食べるわけではないので、食事制限による空腹やストレスと戦う必要がありません。
また、食べるタイミングも決まっているわけではないので、朝食に添えてもOKですし、3時のおやつに食べてもよく。とても気軽に行えるダイエット方法と言えます。
納豆ダイエットの効果は?
大豆タンパク質で脂肪燃焼効果がアップ!
納豆の原料である大豆にはタンパク質が多く含まれていますが、大豆タンパク質には脂肪燃焼効果を促進するアディネポネクチンという物質を増やす働きがあると言われています。
また、タンパク質は筋肉の元となる大事な栄養素です。納豆からタンパク質を摂ることで、ダイエット中にありがちな筋力の低下を防ぎ、基礎代謝が下がるのを防いでくれます。
大豆サポニンが肥満予防に役立つ!
納豆に含まれる大豆サポニンには、脂質や糖質の吸収を抑える働きがあることから、余分な脂肪の蓄積を抑制して肥満を予防する効果があると言われています。
ナットウキナーゼで血液サラサラ!
納豆のネバネバに含まれるナットウキナーゼには、血液中の血栓を融解する作用があり、血液の流れを促進するため、新陳代謝を活発にして痩せやすい体を作るのに役立ちます。
納豆ダイエットのやり方!
納豆ダイエットは、一日一パックの納豆を食べるだけの簡単ダイエットです。
食べるタイミングや調理方法については、特に決まりがないので基本的には好きなように食べて構いませんが、納豆にプラスして食べることでダイエット効果を高める食材があります。
納豆の良さを引き出す、栄養の食べ合わせとして、下記に3つ紹介しています。参考にしてください。
キムチ納豆ダイエットのやり方
キムチ納豆ダイエットは、納豆にキムチを入れて混ぜて食べるだけのダイエット方法です。納豆ダイエットと同様に、基本的にはいつ食べても構いません。
キムチには発汗作用や血行促進効果のあるカプサイシンが含まれていることから、新陳代謝を活発にしてダイエット効果を高めることが期待できます。
オリーブオイル納豆ダイエットのやり方
オリーブオイル納豆ダイエットは、納豆にオリーブオイルを入れて食べるダイエット方法です。好みにもよりますが、納豆1パックに小さじ1杯程度のオリーブオイルを入れて、付属のタレと混ぜ合わせます。
オリーブオイルに含まれる不飽和脂肪酸は、体内で吸収されにくいことから脂肪になりにくい油として知られています。また、腸内で老廃物を包んで排出する働きがあり、便秘解消に効果があると言われています。
納豆の香りが苦手という方でも、オリーブオイルの香りで中和されて食べやすくなります。
おろし納豆ダイエットのやり方
おろし納豆ダイエットは、食事の20分前に大根おろしを混ぜた納豆を食べるダイエット方法です。
食前に食べる目的は、納豆と大根おろしに含まれる食物繊維が、お腹の中でふくらみ、満腹感を与えるためです。
当然、満腹感を感じると本来の食事の量を減らすことになるので、ダイエット効果が期待できます。また、食物繊維は、腸を活発に動かすため便通も良くなることが期待できます。
納豆ダイエットの口コミ
納豆を食べるだけでダイエット出来るのか?
欠かさず納豆を食べている人からすると、そんなの毎日の食事と何が違うの?と思ってしまいますよね。
果たして納豆にダイエット効果があるのか、ちょっと疑問に感じると思いますので、ここでは、納豆ダイエットを実践した方の声を集めてみました。
- キムチ納豆が美味しくて、特にダイエットを意識していたわけでもないのですが、一ヶ月ほど食べ続けたところ体重が3kgも減っていました。キムチ納豆以外に何もしていないので、間違いなくキムチ納豆のおかげだと思います。
- 長い間便秘体質で悩んでいましたが、毎朝納豆を食べるようにしたら今では一日に2回お通じがあるほど快調になりました。
- 納豆をよく噛んで食べると効果が高くなると聞いて、一口20回を目標に納豆を食べていたら、それだけで3kgの減量に成功しました。
- キムチ納豆ダイエット経験者です。私の場合は、夕食のみご飯を豆腐に置き換えて、豆腐の上にキムチ納豆を乗せて食べていたのですが、それで一ヶ月半で5kg痩せることができました。
以上、ダイエット効果が感じられた口コミの一部です。
もちろん、人によっては、いくらやってもなかなか効果が出ないことも考えられますが、十分てやってみる価値はあると思います。
納豆ダイエットにおすすめのレシピ!
納豆好きでも、さすがに毎日納豆を食べていると飽きてしまう・・。そのような方に、ダイエットにおすすめのアレンジレシピをご紹介したいと思います。
ささみ納豆
筋をとったささみを耐熱皿に入れ、そこに水とお酒をいれてレンジで加熱します。
火が通ったささみが冷めたら手で割き、納豆、マスタード、白だし、ごま油、刻んだねぎを入れたボールに入れて合わせて完成です。
参考URL: http://cookpad.com/recipe/3467655
ふわっふわヘルシー納豆豆腐
たれやしょうが、からしなどを混ぜた納豆と、ボールの中で軽く混ぜた卵を合わせ、泡だて器でよく混ぜます。
100回くらいかき混ぜると、卵+納豆がメレンゲのようにふわふわになるので、そこまで混ぜたら豆腐の上に掛け、最後に刻みねぎを散らして完成です。
参考URL: http://cookpad.com/recipe/4006896
アボカドと納豆と新玉ねぎのわさび醤油和え
カットしたアボカドとみじん切りの新玉ねぎをボールに入れ、そこにわさびと醤油、たれで混ぜた納豆を入れて混ぜ合わせて完成です。
参考URL: http://cookpad.com/recipe/3905047
納豆は食べ過ぎても大丈夫か?
ダイエット効果が期待できるし、何と言っても美味しいから、毎日できるだけ納豆をたくさん食べた方がよいのでは!?と思う方も多いと思いますが、ちょっと待って下さい。
いくら体によいと言われても、過剰摂取は逆に弊害になる恐れがあります。
過剰摂取に注意しなければならない納豆に含まれる栄養成分
プリン体
体内で蓄積されると、痛風の原因となることで知られているプリン体は、納豆には1パック(50g)当たりプリン体が約65mg含まれています。
痛風の人が避けるべき「高プリン体食品」の定義は、100g当たりプリン体を200mg含む食品なので、納豆は高プリン体食品ではありません。しかし、ビール大瓶1本に含まれるプリン体量が、およそ40mgであることを考えれば、納豆の含有量は決して少ないものではありません。
そのため、痛風の持病がある人は、1日1パック程度に控えたほうが良いでしょう。
大豆イソフラボン
大豆イソフラボンは、女性ホルモンと似た作用があり、ホルモンバランスの調整機能や、カルシウムの流出を防ぐなど、身体にとって良い働きをしてくれる成分です。しかし、過剰摂取は、逆にホルモンバランスを崩してしまう原因になります。
大豆イソフラボンの摂取上限は、食品安全委員会によって1日75mgまでと定められています。しかし、納豆1パック(50mg)には、大豆イソフラボンが約40mg含まれているため、1日2パック食べると上限を超えてしまいます。
以上のことを考慮すると、大豆イソフラボンに関しては、納豆は1日1パック(50g)~1.5パック(75g)までということになります。
セレン
ミネラルの1種のセレンは、抗酸化成分の合成のために必要で、身体を酸化させる活性酸素を抑制するために大切な栄養素です。しかし、セレンの慢性的な過剰摂取は、腹痛や下痢、吐き気など、様々な症状を引き起こしてしまいます。
セレンの耐容上限値は1日約220μg。中毒が起こるのは約700μg以上とされています。納豆1パック(50mg)には、約117μg含まれているので、セレンに関しても、2パックで上限値を超えてしまいます。
※ 耐容上限値:過剰摂取による健康被害を起こすことのない最大の量
納豆は1日2パックまでに!
上記から、摂り過ぎると良くない栄養成分のことを考えると、納豆は1日2パックまでにしておくべきでしょう。
特に、大豆イソフラボンに関しては、2パックで上限値を超える上、納豆以外の大豆製品にも含まれる成分です。
普段、豆腐や油揚げ、煮豆、味噌、きな粉などを食べている場合は、それらの大豆イソフラボンの量も加味して、納豆の食べる量を調整する必要があります。
納豆ダイエットの効果的な方法やおすすめレシピと食べ方の注意点!まとめ
納豆を食べるだけで、健康的に痩せられるのが納豆ダイエットです。納豆が苦手な方にとってはチャレンジに勇気のいるダイエット方法ですが、元々納豆が好きな方なら楽しんでできるダイエット方法だと思います。
ただし、納豆の食べ過ぎは体に思わぬ弊害を招く恐れもあるため、納豆+豆腐といったように大豆製品を合わせて食べる場合には、一日の摂取量を考えて摂るようにして下さい。
注意事項
紹介している食材の使用や健康法を実践する場合、ご自身の体調を考え、注意した上でおこなってください。また、体調に異常や不安を感じた場合は、速やかに中止し、医師に相談してください。
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